薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

未来につながる薬学部生活の活かし方とは

2025年03月15日
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薬学部で過ごす6年間は、薬剤師としての土台を築く大切な期間です。国家試験合格という目標に向かうことはもちろん重要ですが、それ以上に「社会に出てから役立つ力をどう身につけるか」を意識することで、将来の選択肢や働き方に大きな違いが生まれます。授業や実習、サークル活動、アルバイトなど、さまざまな経験の中に将来に活かせるヒントが隠れています。薬学生の時期は学びに集中できる貴重な期間であり、自分の将来像と向き合う絶好のタイミングでもあります。この記事では、薬学部生活をより実りあるものにするための視点と工夫を3つの観点から紹介します。

主体的な行動で視野を広げる経験を積む

大学生活の中で積極的に行動することは、将来の自信と可能性を広げる第一歩になります。たとえばボランティア活動に参加したり、学外のセミナーや講演に足を運んでみることで、自分の視野を広げる経験が得られます。

他学部の学生や異なるバックグラウンドを持つ人との関わりは、価値観を多様にし、チーム医療の中で必要とされる協調性にもつながります。勉強だけに集中するのではなく、自ら行動の幅を広げてみることが、薬学部生活の価値をより高めてくれます。

学内に限らず、地域や社会との接点を持つことも成長の機会になります。

日常の学びを「応用」に変える意識

講義や実習で得た知識は、そのままでは使えるとは限りません。たとえば「なぜこの薬を使うのか」「どんな生活習慣と関わるのか」など、単なる暗記ではなく自分なりに意味づけして理解することで、将来の実務でも役立つ応用力へとつながります。

学んだことを自分の言葉で説明してみる、資料を要約してみるなど、アウトプットの習慣を取り入れると、知識の定着が格段に上がります。国試対策と並行して、「実務に活かす」視点で学ぶ意識を持つことが重要です。

薬剤師になったあとも学び続ける姿勢が問われるため、今のうちから応用力を意識しておくと大きな武器になります。

人との関わりから学びの幅を広げる

薬剤師は患者や医師、看護師、同僚など、常に多くの人と関わる職業です。学生のうちから人との関係性を築く経験をしておくことは、将来の実務でも大いに活かされます。友人との議論やチームでの課題解決、先輩や教員との相談の中で、信頼関係を築く難しさや相手の考えを尊重する姿勢を学べます。

人間関係のなかで生まれる気づきや学びは、テキストには載っていない貴重な財産です。薬学部生活は、知識と同時に「人との向き合い方」を学ぶ場でもあります。積極的に関わりを持つことで、自分の価値観や視野が自然と広がっていくはずです。


 

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